当社のSDGsへの取り組みについて

SDGsとは

SDGs(持続可能な開発目標)とは2015年の9月に国連サミットで採択され「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの共通目標です。貧困問題や気候変動や環境、製造など先進国と発展途上国が一丸となって取り組むべき目標となっています。

17のゴールと、ゴールに対する169のターゲットで構成され。「地球上の誰一人として取り残さない」ことを基本理念としています。

 

SDGsゴール

ターゲット3.9

2030年までに、有害化学物質、ならびに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。

アスベストの健康被害

国土交通省により、1970年代の高度経済成長期に建築され、アスベストが施工された可能性がある建築物の解体ピークが2030年頃になると推計されています。アスベスト固有の疾患である中皮腫の死亡者数は年間1500人、WHOの推計ではその2倍程度肺がんの死亡者を想定していることから年間3000人程度アスベストによる肺がんで亡くなっていることになります。合わせて4500人となります。

アスベストの健康被害は潜伏期間が15年から40年と長く、解体業や建設業に関わっていないと原因特定ができないことが多くなります。これは現在のアスベストが施工されていることの確認が解体時の調査に偏っていることが原因だと当社は考えています。

アスベスト由来疾患を減らすために

アスベスト由来の疾病件数を減らしていくために、解体時のアスベスト調査の精度を担保することはもちろんのこと、現在使用している建築物のアスベストを把握することが必要です。

解体時にアスベスト使用が判明しても、今まで建物を利用していた、働いていた人に対してアスベスト暴露をしていた可能性が残っています。

解体時のアスベスト事前調査から既存建築物のアスベスト調査の普及活動

当社は既存建築物のアスベスト把握をすすめるため、補助金制度の活用、厚生労働省・国土交通省・文部科学省・農林水産省より各関係団体へ依頼されるアスベスト調査依頼を活用し、多くの建築物の調査をしなければならないと周知活動をしていきます。

アスベストの情報を積極的に配信していきます

当社のHPにて、アスベスト分析や調査だけでなく、法律の概要、アスベストレベルの解説、災害発生時のアスベストなどアスベストに関する情報を継続して発信していきます。