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文部科学省 学校の煙突等アスベストの劣化状況の公表

概要

 文部科学省は8月31日までに、学校や教育施設などにアスベスト含有断熱材(レベル2)を使用している施設が、平成30年10月1日時点で212施設の煙突断熱材に劣化や損傷を確認したことを発表した。

 幼稚園や小中学校、特別支援学校を含む公立学校では、8道県の96施設で劣化や損傷を確認しており、北海道の29施設が最も多く、山形県、石川県となり、市立学校では5都県の11施設で確認した。

アスベスト使用実態調査について

 文部科学省は、「学校施設等における石綿含有保温材等の使用状況(特定調査)について」が平成30年7月27日に通知が出ています。文部科学省は、毎年同様な通知を出して、把握の調査を行なっています。

 平成26年6月1日からには、石綿障害予防規則が改正されレベル2建材あるアスベスト含有の保温材、耐火被覆材、断熱材が損傷や劣化などで石綿粉じんが飛散の恐れがある場合には、封じ込めや囲い込みが必要になりました。

 市町村の教育委員会へ、文部科学省からの調査通知の実施状況について聞いた際に、すでに調査済でレベル1やレベル2は施工されていないと言われる。調査済であったても、アスベストが使用されていない報告書は残ってはいない。また、専門家による調査ではないために調査対象建材の見逃しの可能性は考えらます。

当社のアスベスト調査体制について

 現在使用されている施設におけるレベル1、2のアスベスト使用実態調査は、「特定建築物石綿含有建材調査者」による有資格が調査を行なっています。レベル1、2のアスベスト使用実態調査を行なった後は、施設の解体時に活用出来る報告書を作成しています。

 当社で、農業関連施設へ文部科学省と同様の調査通知が出ており、調査を行なった時にはレベル1やレベル2建材が施工されおり、損傷や劣化されているを確認しています。同様な調査通知は、病院、社会福祉施設へも通知が出ています。

 

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