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山口県 元市職員、石綿管でアスベスト中皮腫発症

 アスベストが原因による中皮腫を発症した下関市と岩国市の元職員が公務災害と認定された。元職員2人は昭和50年代に水道管の敷設や修理作業に携わり、当時は水道管にアスベストを含む石綿管が使用されていた。

石綿関連疾患に係る公務災害は民間に比べて申請・認定件数は少ない。平成29年度のアスベスト関連の公務災害では電気・ガス・水道事業所による申請が5件、認定は1件と認定件数も少ない。今回の同一県内の元職員2人が同時期に中皮腫を発症し、公務災害に認定されたのは極めて稀なケースである。

 

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